都道府県の木
高知県 ひかるちゃん
ヤナセスギ

ヤナセスギ・アキタスギ・ジングウスギ・キタヤマスギ

高知県の木(ヤナセスギ:魚梁瀬杉) こうして決まった!

今から30年くらい前(1970年)に大坂で万国博覧会が開催されました。
その万国博覧会会場の造園計画の中に、各県の木を植えて「日本の森」を造ろうとする計画がありました。
このためには、全国の県で、県の木が決まっていることが条件となりますので、
1966年5月に毎日新聞社が「万国博開催記念 都道府県の木選定運動」を全国の都道府県に呼びかけました。
高知県もこの計画に賛同して、県の木を決めようとしました。

まず、県内で普通に見られ、緑化事業で使用できる候補の木を決めました。
ヤナセスギ コウヤマキ ヒメコマツ クス クロガネモチ センダン イイギリ
この候補の木を新聞に掲載して、県民の方にどの木が良いか投票してもらいました。
投票のベスト3は、ヤナセスギが3,660票 センダン1,545票 クス566票でした。
(有効投票数 6,767票)
1966年9月12日 ヤナセスギを高知県の木として定めました。
第2位のセンダンを環境緑化推薦木に指定しました。

ヤナセスギについて
天然性ヤナセスギは高知県安芸郡馬路村魚梁瀬(あきぐん うまじむら やなせ)、
奈半利川(はなりがわ)上流一帯の標高500m〜1100m付近に広葉樹と混交して存在し、
学術参考保護林に指定されています。
九州の屋久杉 秋田の秋田杉等とともに日本を代表するスギのひとつです。

ヤナセ国有林の千本山保護林には、平均樹高40m 直径1mの
樹齢200年から300年の大木が群生しています。
昔の人があまりに高い木のてっぺんを見ようと頭を上げすぎて、
頭に巻いていたはちまきを落としたという言い伝えがあって、
俗に「はちまき落とし」と呼ばれています。

特徴は幹には枝が少なく通直で、材は建築材料として多く使われています。
また、生長も良いことから高知県では、人口造林木として県民のかたにすすめ、
県内にたくさん植えられています。

高知県の民有林には約12万5000haのスギの人口林があります。
その大半がヤナセスギの子孫です。

役職名・担当者名および資料・写真の内容は
平成10年度2月末(1999年2月末)現在のものです。


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