写真と葉は鹿児島県広報課からいただいた物です。
大阪万国博覧会を記念して、昭和41年、全国的に郷土の木を選定することになりました。
県木の選定に当たっては、カイコウズの他にクスノキ オガタマノキを候補としてあげ、
県民投票や多くの方々の意見を聞きました。
その結果、県民投票で1位になり、
南国的な情緒・雰囲気を感じさせるカイコウズが県の木として選定されました。
カイコウズは南米原産ですが古くから鹿児島県に入って来ていました。
マメ科の落葉高木で、高さ5mほどになり、夏から秋にかけて、長さ4〜5cmの赤い花をつけます。
年に2〜3回咲かせる赤い花と緑の葉のコントラストが鮮やかで、いかにも南国的な感じです。
県木としてはカイコウズが決まっていましたが、
カイコウズはもともと外国の木であること、寒さや風に弱く、
他県に鹿児島県の木として植えることができないことから県木にふさわしくないという声もありました。
そこで、カイコウズを花木的な県木として残し、その他に林木的な県木を指定しました。
鹿児島県を象徴する県の代表的な木で、古くから県民に親しまれてきており、
街路に植えることも県外に移植することもでき、
病気にも強い木を選定しようということになりました。
クスノキのほか、クロマツ イスノキ イヌマキ センダン ヤクスギが候補としてあげられ
県民アンケートや多くの方々の意見を聞いた結果、昭和45年、クスノキを
林木的な県木として選定しました。
クスノキは常緑の高木で、鹿児島県の温暖な気候のもと
県内に広く群生しています。
中でも、姶良郡(あいらぐん)蒲生町にある大クスは
樹齢約1500年で、高さ30m、幹周が24mもあり、日本一の巨木として有名です。